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江戸時代末期の安政3年(1856年)、依光八百蔵により、はりまや橋のたもとに軒を構えて以来、先代たちは魚の旨みを活かしきり、生魚より深い味わいを引き出すことを身上としてまいりました。五代目となる私も、内閣総理大臣賞の栄を賜った八百蔵竹輪を筆頭とした老舗の味を守り伝えることを使命に、自分らしい味わいも追及したいと思います。

長年ご愛顧くださっているお客様はもちろん、そして次世代の方にも「しみじみ美味しい」と思っていただくことを喜びと誇りとして、日々かまぼこ造りに精進していきたいと存じます。